B1の第20節(1月31日)、川崎ブレーブサンダース対ファイティングイーグルス名古屋は、アウェイのFE名古屋が79-73で勝利を収めた。年明けのアルバルク東京との試合でニック・ファジーカスが重症を負い、そこから5連敗を喫した川崎。前節の秋田ノーザンハピネッツ戦では連勝をしたが、3連勝はならなかった。
FE名古屋(16-18)はアーロン・ヘンリーが22得点、8リバウンド、ショーン・オマラが18得点、15リバウンド(うちオフェンスリバウンドが9)を挙げ、勝利に貢献。川崎(19-15)ではロスコ・アレンが20得点、13リバウンド、篠山竜青が17得点、6アシストを記録した。
FE名古屋は20のオフェンスリバウンドと、セカンドチャンスから16得点をマークしたことが勝因につながった。
選手、コーチの試合後のコメントは以下の通り:
■川辺泰三ヘッドコーチ(FE名古屋)
キーになるところではポジションファイトっていうところで、しっかりオフェンス、ディフェンスともに選手が頑張ること。で、リバウンドはディフェンスリバウンドとタグアップがキーになるだろうと。そして自分たちのテンポのバスケットをやるっていうこの3つをまず一番大きいキーにして。細かいゲームプランもちろん選手は遂行してくれたんですけど、やっぱりオフェンスリバウンド20というところ、73失点というところは選手がやはりゲームプランをしっかり遂行してくれたっていうことだと思います。
■佐藤賢次ヘッドコーチ(川崎)
はいお疲れ様です今日の試合勝つために最も大事なところ、ターンオーバーからの得点を減らすことと、セカンドチャンスからの得点減らすことだったんですけど、どちらもコントロールできない時間帯が多かったので、チームとしてやるべきことできなかった試合だと思います。
やっぱり40分、何を、チームとしてやるのか何を我慢するのか、そこを徹底できるように、もう1回自分たちのことを見つめ直して、次の試合に向けて準備したいと思います。
■篠山竜青
やっぱりディフェンスとリバウンドのところで粘りきれなかったというところが今日の敗因になると思います。
73得点というところは、もちろんもう少し伸ばしたいところではありますけど、それにしても、失点をもっともっと増え減らす減らすことができたゲームだったと思いますし、出ているメンバーが全員、高い集中力と強度を保って、相手の特徴を理解した上で、プレーし続けないと流れを持っていかれますし、そういったところがちょっとずつちょっとずつ徹底しきれてないところを突かれてしまって、流れが来そうなところで持っていかれたり、エラーがあったりっていうところが、この敗戦に繋がったと思います。
そういうところのディフェンスとかリバウンドとか、そういったところの硬さであったり遂行力そういったところが今一度、必要だということを痛感させられるというか、そういったゲームになったかなと思います。